デザインコンセプト
包括的な都市社会モデル:Cell City(セルシティ)


 時代は、拡大と効率の機械時代の20世紀から、創造的で人間的な「知恵時代の21世紀」に移行しています。

(株)岩崎敬環境計画事務所では、知恵の時代の環境のデザインと、その実現プログラム開発を展開して参りました。
そのコンセプトモデルであるCell City(セルシティ) では、空間デザインに加え、人々の活動やその源となるコミュニケーション環境を含めた包括的な環境デザインを提案しています。

このCell City(セルシティ) は、

[The Cell System]
 循環社会と緑化された生活空間を実現するエコロジカルな土地利用方法と

○[Trans Inspiration Network]
 創造的なコミュニティを作り出すコミュニケーション環境
により成り立ちます。

 このCell City (セルシティ)は、ナポリ大学国際都市デザインコンペティションを始め、フランス水学会など国際的な評価を受けたものです。
cell city セルシティ
このCell City (セルシティ)モデルを背景に,stream scape(流れのデザイン)と呼ぶ包括的な街づくり手法により

    ●安全都市の研究(持続する都市のためのプログラム)とその都市デザイン
    ●コミュニティコミュニケーション研究とそのコミュニケーションシステムの開発
    ●生涯学習環境の研究やその拠点とプログラムの計画
    ●街造りプログラム、地域興しプログラム
    ●Earth Work(環境芸術)作品の創作

を展開しています。
CELL CITY (セルシティ)の詳細については、http://mr.rcast.u-tokyo.ac.jp/ をご参照ください

<エコロジーとコミュニティ>
 世界につながり、感性の高いコミュニティと、エコロジカルに地球への付加の少ない環境との双方が成り立っことで、cell city(セルシティ)は実現する。

 感性と活性の高いコミュニティは、物理的な破壊から、世界のネットワークのなかでたちあげるパワーを持つことができる。

<持続を創り出す創造的なコミュニティ>
 物理的な破壊は、復興への意欲と知恵、周囲からの支援のためのコミュニケーション能力があれば、充分立ち直ることができる

<創造を作る自由な場>
 自由な学習空間としての美術館、
自由な体験空間としてのフィールド、創造的なコミュニティ形成のために、都市がどこまでカバーできるか、21世紀の都市の大きな課題

<知恵の時代に向けた、価値の根本的な変革>
 社会と価値は、地域の規模から文化的な視点とその発信に変わった

 規模が大きいだけでは、リスクの増大だけでなく、都市としての魅力も低下していく。

(株)岩崎敬環境計画事務所