機械時代の都市の死を感じとり、知恵時代への移行を考えるためには、
環境の中に 感性を高める場と時 が必要です 日頃気づかない環境の歴史、自然の営み、人間的な営みなどを感じとる場です。 いずれの環境にも、内面的な豊かさを高めていく要素が存在しているはずです。 その要素をメッセージとして捉え,多くの人々に伝えていくことも、 stream-scapeの重要な課題です デザインはただ美しいモノを創るのが目的ではありません。 都市や生活の機能と共に、そこの環境から発せられるメッセージを伝えることが役割です。 環境を芸術として創り上げるということは、街に作品を置くのではなく 環境が持っているメッセージを増幅させることに目的があります。 忘れられがちな地域の歴史や産業、取り残されたような遊休空間を、 感性を高める場 としていくことが、今求められています。 学校やミュージアムなどの文化施設、 病院や福祉施設などの健康施設、公園、緑地、 水辺などのパブリック空間、 さらに商店街や商業施設などの集客施設のデザインにおいても、 環境からのメッセージを大事にすることで空間の価値が増加し、 訪れる人々にとって安らぎや活力が感じられる 印象深い場 となっていきます。 2002.06.07 |
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